苦手な人向け、オススメな高校数学の参考書まとめ
「高校で習う数学が苦手」、あるいは「社会人だけど、忘れてしまった高校数学の内容を復習したい」という方のために、オススメの参考書を紹介しています。
坂田アキラの〇〇が面白いほどわかる本
「とにかくわかりやすい」として、人気のシリーズ。
「微分・積分」「2次関数」「確率」「ベクトル」など、単元ごとに1冊の本となっています。
1冊で単元を細かく追えることにより、チャート式のように数学の問題の解法を暗記させるのではなく、「なぜこの公式を使うのか」「なでここでこのような変形を行うのか」といった点をじっくり解説していきます。
なおKADOKAWAが運営するオンライン授業(N予備校)の講師でもあり、ネット上で講義を受けることも可能です(月1000円)。
「細野真宏の本当によくわかる本」シリーズ
上の「坂田アキラ」と同じ系統の本。
坂田本同様、数学の問題の解法を暗記させるのではなく「なぜこの公式を使うのか」「なでここでこのような変形を行うのか」といった点をじっくり解説していきます。
こちらもわかりやすい。
「理解しやすい数学」シリーズ(I+A、Ⅱ+B、Ⅲ)
おなじみ「チャート式」も良いですが、文英堂の「理解しやすい」シリーズもわかりやすい。個人的にはこちらの方が解説が丁寧に思え、好印象。
レベル的には、黄色チャートと青色チャートの中間といった感じ。
全般的に文英堂の本は、数学のみならずどの教科も丁寧に書かれている印象があります。
「語りかける高校数学」シリーズ
各種わかりやすい本の出版で定評ある、「ベレ出版」の本。
600ページ超(数I)、800ページ(数Ⅱ)といった辞書のような分厚い本ですが、概念の説明や省略しない途中式など、とにかく丁寧でわかりやすい。
内容的には、紹介しているほかの本よりさらに「苦手な人」「社会人向け」といった感じとなっています。
なお数Ⅰと数Ⅱのみの出版となっており、そのため「数列」「ベクトル」「確率」といった内容は含まれていません。
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