「年間ベスト本」に選ばれた良作本20冊

まとめ
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ブック・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、かつ邦訳日本語版が出ている、すぐれた本の紹介

【このページの目的】

イギリスの一般市民向け教養雑誌、「The Economist(エコノミスト)」や「Financial Times(フィナンシャルタイム)が毎年選出している「ブック・オブ・ザー・イヤー(年間ベスト本)」から、日本語の翻訳本が出ている本を紹介します。

 

【The Economistとフィナンシャルタイムズについて】

・The Economistとは

イギリスが誇る一般市民向け教養雑誌。”economist”と名前がつくが、対象は社会科学系全般にわたる。

思い込みや精神論、観念論に頼らない、データジャーナリズムに基づいた論拠ある記事づくりが特徴。 日本では毎日新聞が発行する同名の雑誌があるが、これとは別物。

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・Financial Times(フィナンシャルタイムズ)とは

同じくイギリスが世界に誇る一般市民向け雑誌。2015年に日本経済新聞に買収され話題になった。Economist同様、エビデンスに基づいた、思い込みに陥らない賢明な記事づくりが特徴。

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【死と生】

死すべき定め――死にゆく人に何ができるか

アトゥール・ガワンデ (著)

内容:

今日、医学は人類史上かつてないほど人の命を救えるようになった。

しかし同時に、寿命が大きく延びたことにより、人はがんなどの重篤な病いと闘う機会が増えた。 老人ホームやホスピスなど家族以外の人々も終末期に関わるようになり、死との向き合い方そのものが変わってしまったのである。 この「新しい終末期」において、医師やまわりの人々は死にゆく人に何ができるのだろうか? 圧倒的な取材力と構成力で読む者を引き込んでゆく、迫真の人間ドラマ。 現役外科医にして「ニューヨーカー」誌のライターでもある著者ガワンデが、圧倒的な取材力と構成力で読む者を引き込んでゆく医療ノンフィクション。

 

【地域】

ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望

エヴァン・オズノス(著)

 

・内容

「官」と「民」の凄まじいせめぎ合いを描いた全米図書賞受賞作。

現代中国を「人びとの野望と独裁体制とがぶつかり合う戦場」とし、大変革の波に翻弄されながらもしたたかに生きる人びとや、戦う姿勢を崩さない人権活動家、若き愛国主義者たちの姿を通して「生身」の中国の本質に迫ったルポ。
一九七九年に金門島から大陸側に泳いで渡り、のちに中国を代表するエコノミストとなった林毅夫。スクープを連発し政府批判も厭わない『財経』元編集長・胡舒立。自身が作成した愛国主義的な動画がたいへんな人気を博した唐傑。若者の圧倒的な人気を集め、一躍時代の寵児となった作家の韓寒。そして、当局から「好ましからざる人物」と見なされる艾未未や劉暁波、陳光誠――本書には有名無名を問わず、挫折に屈することなく「夢」を追い続ける魅力的な人物が数多く登場する。人びとの希求するものを富(カネ、豊かさ)、真実(知る権利、表現の自由)、心のよりどころ(信仰、伝統の復活)とし、国家をも揺るがしかねない深刻な社会問題からくすりと笑えるエピソードまで、一つひとつのストーリーを個人と国家の相克として鮮明に描き出した傑作ノンフィクション! ピュリツァー賞最終候補作。

 

・中国グローバル化の深層 「未完の大国」が世界を変える

デイビッド・シャンボー(著)

内容:

中国は本当に「大国」になったのか? 世界的な影響力の浸透度は? グローバル・ガバナンスへの貢献、ソフトパワーやハードパワーの現状も含め、広範な資料を駆使し、外交、経済、文化、安全保障など多角的に中国を解き明かす

 

中国第二の大陸 アフリカ:一〇〇万の移民が築く新たな帝国

ハワード・フレンチ(著)

内容:

露天商から起業家まで、中国移民が追い求める「アフリカン・ドリーム」の実態を、サハラ以南10カ国を巡って詳細に描いた傑作ルポ。

《露天商・起業家たちの「アフリカン・ドリーム」》 1996年に江沢民国家主席(当時)がアフリカ六カ国を歴訪して以来、中国は国家ぐるみでアフリカ進出を本格化させてきた。中国の対アフリカ貿易額は突出し、民間投資額もアメリカに迫る勢いだ。さらに、新天地を求めてアフリカに渡った中国人は、この10年で100万人を超えるといわれている。

本書は、カラオケバーを経営する売春宿の女将から銅山開発に成功した起業家に至るまで、中国移民が追い求める「アフリカン・ドリーム」の実像を、サハラ以南10カ国を巡って詳細に描いたルポである。著者は中ア双方で『ニューヨーク・タイムズ』の支局長を務めたベテラン・ジャーナリスト。

両者に渦巻く野望、欲得ずくの協力・依存関係、蔓延する腐敗と偏見――「ビジネス」という視点だけでは見えてこない人びとの日常の姿を通して、アフリカで急速に存在感を増す中国の「人としての顔」を浮かび上がらせる。そこに新植民地主義の影を見ることもできるが、同時に、経済的、文化的相互交流が盛んな新世界を展望することも可能だ。 本書は中国とアフリカの関係を新たな視点で見直し、歴史地図に位置づける試みである。『ニューヨーク・タイムズ』ほか有力紙誌が絶賛。

 

権威の絶頂から総統地下壕の最期まで後半生を活写、ヒトラー研究の金字塔! なぜ未曾有の侵略戦争とホロコーストは起きたのか? なぜヒトラーとドイツは自己破壊へ突き進んだのか?
口絵写真48頁・地図8点収録。
こちらは上巻です。

 

第一次世界大戦: 平和に終止符を打った戦争

マーガレット・マクミラン(著)

内容:

 

チャーチル 不屈の指導者の肖像

ジョン・キーガン(著)

内容:

 

 

【働く】

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

シェリル・サンドバーグ(著)

 

【自然科学】

6度目の大絶滅

エリザベス・コルバート(著)

 

内容:

2050年には種の半分が消えてしまう! ?

地球上では、過去5度の大量絶滅が起きている。そして現在、毎年4万もの生物種が姿を消している。私たちは、6度目の大絶滅がひそかに進行する稀有な時代に生きているのだ。人類文明の繁栄を極めた矢先の生命の衰退―いま、世界各地で何が起きているのか。最前線の研究者たちの活躍を追う。『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』2014年度ベストブック10に入った話題作。

 

リー・ ビリングズ(著)

内容:

宇宙にはわれわれのほかに知的生命が存在するのか?

SETIプロジェクトの牽引役をつとめた伝説の研究者フランク・ドレイクから、TEDカンファレンスでおなじみの中心人物サラ・シーガーまで、太陽系外に生命と生命の棲む惑星を探す者たちの、幾多の困難にもめげない不屈の肖像を、豊富なインタビューをもとに、研究の歴史と最先端を紹介しながらヴィヴィッドに描く。

 

 

 

【経済と社会科学】

フラット化する世界

内容:

 

投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然

内容:

 

なにがケインズを復活させたのか?

ロバート・スキデルスキー(著)

内容:

深刻な不況からの脱出策を、ケインズならどう考えるか。経済危機と各国の積極的財政支出策によって再注目を浴びるケインズの生涯と思想、学派の興亡、そして経済理論の今日的意義を第一人者が分かりやすく解説する。

 

ヤバい経済学

「相撲に八百長なんてないとはとても言い張れない」
データ示す八百長の証拠とは?

新聞・テレビ・ラジオ・雑誌で話題沸騰。
悪ガキ教授が日常生活から裏社会まで、
ユニークな分析で通念をひっくり返します。

不動産広告の「環境良好」の隠された意味って?
90年代のアメリカで犯罪が激減したのはなぜ?
勉強ができる子の親ってどんな人?

銃とプール、危ないのはどっち?
相撲の力士は八百長なんてしない?
学校の先生はインチキなんてしない?
ヤクの売人がママと住んでいるのはなぜ?
出会い系サイトの自己紹介はウソ?
ウィキペディアは信頼できる?

アメリカに経済学ブームを巻き起こし、
400万部のベストセラーとなった話題の書。

 

21世紀の資本

トマ・ピケティ(著)

内容

≪資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、 資本主義は自動的に、 恣意的で持続不可能な格差を生み出す≫格差は長期的にはどのように変化してきたのか?

資本の蓄積と分 配は何によって決定づけられているのか? 所得格差と経済成長は 、今後どうなるのか? 18世紀にまでさかのぼる詳細なデータと、明晰な理論によって、これらの重要問題を解き明かす。格差をめぐる議論に大変革をもたらしつつある、世界的ベストセラー。

 

【番外:翻訳本は無いが面白そう】

日本語版は出ていないが、面白そうだと思った本

The Paradox of American Power: Why the World’s Only Superpower Can’t Go It Alone

Every Love Story Is a Ghost Story: A Life of David Foster Wallace

D. T. Max(著)
内容:
参考文献

・The Economist ”books of the year 2012” http://www.economist.com/news/books-and-arts/21567575-best-books-2012-were-about-richard-burton-titian-rin-tin-tin-revolution ・The Economist ”books of the year 2002” http://www.economist.com/node/1491531 ・The Economist ”books of the year 2001” http://www.economist.com/node/457483

・Wikipedia ”Financial Times and McKinsey Business Book of the Year Award” https://en.wikipedia.org/wiki/Financial_Times_and_McKinsey_Business_Book_of_the_Year_Award

・The Economist ”books of the year 2014 ”http://www.economist.com/news/books-and-arts/21635446-best-books-2014-were-about-south-china-sea-fall-berlin-wall-kaiser

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