「睡眠の寝だめ」は無意味。太るし、体にも悪いらしい…。研究結果

スポンサーリンク

「睡眠の寝だめ」は太るし、体にも悪いらしい…。研究結果

とにかく忙しい現代人…。

なかなか日々の睡眠時間が取れず休日に一気に寝る、そんな「寝だめ」生活を送る方も多いんじゃないでしょうか。

 

ただ、そのような「寝だめ」生活は体にとっては良くない様子。

研究結果がレポートされています。

 

「寝だめ」がどのような影響を及ぼすかの実験

コロラド大学ボルダー校の研究チームは、次のような実験を行いました。

・9日間におよぶ居眠りイベントを開催

・被験者を3つのグループに分ける

・被験者のうち、ある一つのグループは一晩中眠ることが可能。もう一方のグループは1日5時間しか眠ることができない

・残り3つ目のグループは平日は5時間、休日は無制限に寝てもらう(「寝だめ」の再現)

 

その結果、次のようになりました。

寝だめをすると・・・

食事量の増加。必要以上に食事をするように⇒体重増加に

・肝臓と筋肉のインスリン感受性、血糖調整レベルが下がる⇒血糖値を調整する能力が下がる

 

というわけで結局、寝だめをしてもそれほど効果もなく、さらに体にとって悪い効果さえ及ぼしてしまうようです。なかなか。うまくいかないもんなんですな・・・。