【沖縄・県民投票】過去の沖縄住民投票と、他自治体での「3択方式」住民投票の結果を探る

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【沖縄・県民投票】過去の沖縄住民投票と、他自治体での「3択方式」住民投票の結果を探る

 

沖縄・普天間基地移設に関する県民投票

2月14日に告示された、沖縄・辺野古への米海兵隊普天間基地移設に関する埋め立て工事の県民投票(24日投開票)。

この投票において、最も多くの票を集めたものが投票資格者の4分の1に達すれば「知事は結果を尊重しなければなら」ず、首相と米国大統領に「結果を通知する」と定めています。ただ、法的拘束力はありません。

 

沖縄において、県単位の住民投票は1996年以来のこと。この投票では日米地位協定の見直し及び米軍基地の整理縮小の賛否を問い、投票率:59.53%、賛成:91.26%なる結果となりました。

また1997年には名護市において、米軍ヘリポート基地建設の是非を問う市民投票が実施され、こちらは投票率:59.53%、賛成:91.26%となっています。

 

・1996年:沖縄県民投票(日米地位協定の見直し及び基地の整理縮小に関する県民投票)

投票率 59.53%

賛成:91.26%

反対:8.74%

 

・1997年:名護市民投票(名護市における米軍のヘリポート基地建設の是非を問う市民投票)

投票率 82.45%

賛成:46.16%

反対:53.84%

 

沖縄だけでなく、全国的に注目度の高い今回の住民投票。今回の結果を占う上で、参考になりそうな意識調査があります。

沖縄県が2015年に実施した「地域安全保障に関する県民意識調査」においては、「普天間飛行場を、名護市辺野古に移設する政府の方針に賛成ですか。反対ですか」なる問があり、これに対し「賛成」「どちらかといえば賛成」は計25.5%、同じく「反対」「どちらかといえば反対」は計48.2%となっています。

 

過去の3択方式の住民投票の例

今回の住民投票は「3択方式」という、あまりほか例のない特異な投票形式でも注目を集めています。

これは当初「賛成」か「反対」かの2択だったものが、宜野湾市・うるま市・沖縄市・石垣市・宮古島市の5市が「複雑な感情をすくい取れない」などと反発したため変更した経緯があるためですが、過去に「3択」の住民投票が無いわけではありません。

 

・18年沖縄県知事選における、玉城氏と佐喜真氏の得票数(住民投票に反発した5市のみ)

玉城 デニー 得票数 佐喜真 淳 得票数
全体 396,632 316,458
宜野湾市 22,379 26,644
沖縄市 35,947 27,321
うるま市 35,011 26,407
宮古島市 10,961 13,314
石垣市 11,015 11,648

 

新潟県の刈羽村において、2001年5月に行われた「東京電力 柏崎刈羽原発3号機のプルサーマル計画の是非を問う住民投票」では、今回の県民投票同様、3択方式がとられました

・反対:1925票

・賛成:1533票

・保留:131票

 

 

この住民投票では、賛成派だった首長の思惑から「保留」の項目が付け加えられたのですが、目論見通りにはいかず保留への票はほとんど入りらないものに

結局、住民投票から1年後の2002年8月には柏崎刈羽原発3号機のシュラウドにひびが確認、さらに同原発での点検・補修記録の隠ぺい事件も発覚し、最終的にプルサーマル計画は「取り消し」となっています。

The Beatles – Get Back (Music Video)

 

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